マスターズツアー ヨンショーピングオンライン
マスターズツアー ヨンショーピングオンラインで以下の構成を使用した。
結果としては
Day1 3-2
Day2 2-2
5-4
だった。
個々の戦績は
テンポウォリアー:1勝2敗(7BAN)
テンポデーモンハンター:6勝5敗(2BAN)
クエストウォーロック:8勝3敗(0BAN)
ガラクロンド秘策ローグ:6勝9敗(0BAN)
だった。
構築の経緯
4heroということでウォリアーBANかデモハンBANかでまず考え、どちらも有力だとは思ったが予選で慣れ親しんだデッキが使えるということもありウォリアーBANに。デモハンBANはどう考えてもドルイドが入ってくるのが個人的に使えないと感じた。
まずウォリアー、デーモンハンターは確定。ウォーロックも予選などで使用しており、デーモンハンターやドルイドに対しても戦える自信があったので採用。最後の1枠については悩んだものの、ローグを採用することに。デーモンハンター、ウォーロックとそこまで悪くない戦いができ、対ドルイドもクエスト中の冒険者を採用することで五分近くのマッチにできる。当初は4デッキ目にハンターを考えていたがデモハンBANでなくウォリアーBANならローグの方がいいかと思い大会数日前に切り替えた。おそらくここはドルイドがアジアでは最もポピュラーだが、個人的には評価が低く、加えて正直好きじゃないデッキだったので不採用に。
ウォリアーについては通してくる相手を考えrascalさんの止めの一撃を採用した型に。ドラゴンを採用したドルイドなどに対して強力。
デーモンハンターは予選でも使用しているミラーを意識したブロートーチ妨害工作員を1枚採用した型に。Bo5になる分ミラーに当たる確率は下がるもののおそらくお互い初手で出すことが多くなるためミラー率はそれでもそれなりに高くなることを予想。対ウォーロックでも効果スタッツともに悪くない。
ウォーロックはにんさんの採用していたサルノスが対デーモンハンター、ドルイドで強力だと感じ採用。おそらくコアカードなんじゃないかと思う。予選で使っていたものからウーズと入れ替えた。
ローグについては秘策型でbloodyfaceなどがグランドマスターズでも採用していたリストに。隠れ身型にすることで対デーモンハンターについては強力になるものの、対ドルイド、ウォーロックで不利になるので秘策型で行くことにした。もっとも、shanOzさんの荒野の看守を採用したリストならドルイド相手はいける気もしたが自分で回す時間がなかったので秘策型のままに。ローグは後回しにすることでデーモンハンターと当たる割合を下げる運用で対応することにした(ここで相手に隠れ身型のローグがいる場合はデーモンハンターにぶつけてきたいことが予想されるのでウォーロックから出すことにした)。
対戦レポート
Day1
ラウンド1
LLIoKoJIaD
ハイランダーハンター、テンポデーモンハンター、爆弾ウォリアー、タッチドラゴンドルイド
ウォリアーBAN
デーモンハンターBANされる
ゲーム1
ローグ-ドルイド:勝ち
汚い手でドローし、クエスト中の冒険者とタイタンの悪の手先ステップで一気に育てることに成功。相手も非常に多くの獣を出してきたもののその分のバリューで捌き、8/8エドウィンで殴り切った。
ゲーム2
ウォーロック-ハンター:負け
相手の動きが快調で、どうにもならなかった。
ゲーム3
ウォリアー-ドルイド:負け
ウォーモール暴走血盟に成功。止めの一撃が活きる展開になるも、詰めきれず。
血迷って暴走単キープにより中盤までの動きが弱かった。結果として8ターン目あたりから活きたがちょっとどうかしていた。
ゲーム4
ウォリアー-デーモンハンター:負け
略奪者、コインウォーモール、イカリと非常に良い滑り出し。
ただ4ターン目に相手に体力2が2体いたのに4/4となった監督者を倒すために船頭ラングラーとプレイしたのが良くなかった。4ターン目は最後まで腐っていた止めの一撃を使って監督者を倒し、5ターン目に船頭ラングラー略奪者とプレイするべきだった。
負け 0-1
ラウンド2
Memory
ハイランダーハンター、スペルドルイド、テンポデーモンハンター、エッグウォリアー
ウォリアーBAN
デーモンハンターBANされる
ゲーム1
ウォリアー-ドルイド:勝ち
相手のグローフライに船頭鎧職人狂瀾怒濤剣鬼が入り、次の展開に追加の剣鬼とバフコピーが決まって勝った。
ゲーム2
乗騎売りと大量の0マナと森の魂を決められるも暗黒2枚と炎の雨でどうにかリーサルがない程度に返す。相手がイセラを引けない間に新アレクで展開して勝ち。
ゲーム3
ローグ-ドルイド:負け
エドウィンと冒険者を引けたもののあまり育たず乗騎売りで負け。
ゲーム4
ローグ-デーモンハンター:負け
巨大な挑発冒険者を立てることができたが最終的に突破され相手の体力が4を倒せず負け。
ゲーム5
ローグ-ハンター:負け
最大ガラクまで行けたが最終的に猟犬ゼフリス獰猛な咆哮で負け。対デーモンハンターもそうだったが秘策パッケージが足を引っ張った。
負け 0-2
ラウンド3
Mikro
テンポデーモンハンター、タッチドラゴンドルイド、ガラクロンド秘策ローグ、ハイランダーハンター
デーモンハンターBAN
ウォリアーBANされる
ゲーム1
デーモンハンター-ハンター:勝ち
割と順調にテンポプレイでき、ゼフリスを除去に使ってもらったので回復がなく順当に詰められた。
ゲーム2
ローグ-ドルイド:負け
序盤でエドウィンも冒険者も引けず。スカイシヴで乗騎売りを返し多少ロングゲームにはなったがイセラに追いつかず。
ゲーム3
ウォーロック-ハンター:勝ち
途中どんでん返しを打とうとして隣のモアーグを召喚する痛恨のミスもあったがなんとか返し続けてマリゴス魂の炎0ゼフリスでリーサル。
ゲーム4
ローグ-ハンター:負け
序盤のフェアリードラゴンミーシャでボードを作られるも悪漢進化ヒポグリフ影がくれヒポグリフから、次ターンさらに進化しながら8/8エドウィンで有利盤面に。しかしゼフリス沈黙で返され、以降ボードの主導権を握られ続ける。
ゲーム5
ローグ-ローグ:勝ち
コインハナースタート(だったが失敗だった気もする)から冒険者が4/4で着地。取られずスカイシヴが来るまで顔面を詰めることができた。お互い最終ガラクに到達するもそのライフ差が大きく押し切った。
勝ち 1-2
ラウンド4
BadBoy
クエストウォーロック(奈落2)、タッチドラゴンドルイド、エッグウォリアー、マナ消耗2デーモンハンター
ウォリアーBAN
ウォリアーBANされる
ゲーム1
デーモンハンター-デーモンハンター:勝ち
序盤から有利トレードを繰り返しボードを握るもアルトルイスで返される。僅差の勝負となったが最後相手が1オフで勝ち。もっとも悪魔変身のヒロパをボードに打っていればとりあえずこちらのリーサルは回避できたので割と投げやりになっていたか致命的な計算ミスをしたか。ラッキーだった。
ゲーム2
ローグ-デーモンハンター:勝ち
汚い手で引いたカードと次のトップが死角からの一刺し2枚で4ターン目にクエスト中の冒険者を育てながら相手のボードを返すことに成功。グレイヴの達人にスカイシヴが刺さり理想的な展開に。最後髑髏からのアルトルイスで盤面を返しきられそうになるもスカイシヴがギリギリ耐えて勝ち。
ゲーム3
ウォーロック-デーモンハンター:勝ち
マリガン時点で暗黒、さらに要所でモアーグ息吹とつながりアレクで回復と綺麗な流れで勝ち。
勝ち 2-2
ラウンド5
cjdn
テンポデーモンハンター、ガラクロンドプリースト(マインドゲームス1)、ガラクロンド秘策ローグ、爆弾ウォリアー
ウォリアーBAN
ウォリアーBANされる
ゲーム1
ウォーロック-デーモンハンター:勝ち
途中までいい感じに進む。相手が髑髏2枚を使った後ため込んでいるのでライフ11でアレク回復をしたところアルトルイス達で1まで削られる。正解だった。そこからモアーグ2+息吹で息を吹き返し逆転。
ゲーム2
デーモンハンター-デーモンハンター:負け
2枚の冷たき影の紡ぎ手にテンポを握られずるずると負け。
ゲーム3
ローグ-プリースト:勝ち
クロンクスを使いまわしながらボードコントロールし、並べてクロンクスバフで1まで削って返しきれず勝ち。
ゲーム4
デーモンハンター-プリースト:負け
神格化のついた火霊術師に何故かグレイヴの達人でなく武器で取る意味不明なミス。
盗まれたウォーグレイヴで顔面を詰め切られる。
ゲーム5
序盤からテンポを握るが4ターン目に進化手先をケインで取ったのはミスだったか。削っておくことでダメージ呪文を打たれにくくしたつもりだったが顔を削る方がよかったかも。そしてなぜかここで訳が分からなくなり魔眼光をコボルトに打った。最終的に盾に急襲された後にトップでウォーグレイヴを引いて勝ち。
勝ち 3-2
Day2
ラウンド6
Sergiy
テンポデーモンハンター、エッグウォリアー、タッチドラゴンドルイド、ガラクロンド秘策ローグ
ウォリアーBAN
ウォリアーBANされる
ゲーム1
デーモンハンター-ドルイド:勝ち
1、2ターン目とうまく展開できなかったが4ターン目に監督者相棒二連斬、5ターン目のグローフライにウォーグレイヴが間に合い次ターンのグローフライにも対応でき勝ち。
ゲーム2
手札が詰まり魂の炎を投げたところ0マナ炎の雨が焼けてしまい即座にグローフライ森の魂とプレイさえ返せず負け。あそこはもっとやりようがあったはず。
ゲーム3
ウォーロック-デーモンハンター:勝ち
除去と回復が間に合い相手の攻めが途切れた9ターン目にマリゴスを着地させて次ターンにリーサルを取る。
ゲーム4
ローグ-デーモンハンター:負け
序盤から着実にダメージを稼がれそのまま負け。一応巨大エドウィンで返しのリーサルは用意できたが追加の打点も凍結もない手札はほぼないため単なる形づくり。
ゲーム5
ローグ-ローグ:勝ち
最速最終ガラクロンドから0マナクロンクスを引いた。
勝ち 4-2
ラウンド7
noblord
クエストウォーロック(召喚師2)、エッグウォリアー、テンポデーモンハンター、ガラクロンド秘策冒険者1ローグ
ウォリアーBAN
ウォリアーBANされる
ゲーム1
初手にどんでん返しと探検家、どんでんからどんでん、即マリゴス0。最強だった。
相手はゼフリスで想定外の提示をされたらしい。
ゲーム2
ローグ-デーモンハンター:負け
途中までボードを掌握して8/8エドウィンも立てることができたがウォーグレイヴ握りからサテュロスフィーンド二連斬魔眼光で一気に返される。
ゲーム3
デーモンハンター-ローグ:勝ち
最終ガラクまで出されるもダメージを継続的に出すことができていたので返しきられず勝ち。
ゲーム4
ローグ-ローグ:勝ち
初手からスパイミストレス愛猫2と展開できたので地味にダメージを稼ぐことができた。相手にガラクになられるもワンドで育てた冒険者を返す札が引けず押し切る。
勝ち 5-2
ラウンド8
Woven
マナ消耗1デーモンハンター、爆弾ウォリアー、スペルドルイド、タッチ隠れ身段取り1冒険者1ローグ
ウォリアーBAN
ウォリアーBANされる
ゲーム1
この場面で迷った末にどんでん返しを切ってしまったがこれがまずかった。除去がかなり豊富にあるハンドだったのでネザーウィングかゼフリスを切ってハンドを残すべきだった。返しの乗騎売りが取れずに負け。このマッチは自信があっただけにこのミスはかなりきつい。
ゲーム2
ウォーロック-ローグ:勝ち
どうにかこうにか捌き続けて最後の瞬間に凄いことが起きた。相手はこちらに冥界が2枚入ってることを認識してなさそうなオールインがあったのはラッキーだったか。
ゲーム3
デーモンハンター-ローグ:負け
序盤からなかなかのムーブをし、さらにウォーグレイヴから監督者を決めるもスカイシヴで返される。クロンクスを3回使われてライフを詰め切ることができず。
ゲーム4
デーモンハンター-デーモンハンター:負け
こちらも強力なハンドだったが相手の先攻ハンドが完璧でどうにもならず。
負け 5-3
ラウンド9
BoarControl
ウォリアーBAN
ウォリアーBANされる
ゲーム1
ウォーロック-デーモンハンター:勝ち
暗黒を引けて序盤をしのぎ、ゲーム後半でモアーグ2息吹を(自傷ではあるものの)きめて大幅に回復できた。オフェンシブアレクを出す余裕ができそこからペースを握らせずに勝ち。
ゲーム2
デーモンハンター-デーモンハンター:負け
有利な展開が作れていたものの、グレイヴの達人がボーンチューワーによって顔にいけずに打点が足りなくなり負け。
ゲーム3
ローグ-ドルイド:負け
手札が少し重めでグローフライを出させないように冒険者を素置き。その後エドウィンを立てることができたもののグローフライを捌けずに負け。
ゲーム4
デーモンハンター-ローグ:勝ち
序盤そこまで削ることができずカルトゥートも持ってこられるものの、ウォーグレイヴ+サテュロスを返されず、ガラクからの盾2枚を2枚目のウォーグレイヴ+混沌一閃でぶち抜いて勝ち。
ゲーム5
ローグ-ローグ:負け
4祈願+ガラクまで見えていたもののガラクロンドの盾にスカイシヴを打たれて手札の盾も消える。やむを得ず2ガラクで行ったものの隠れ身シナジーで一気に引かれて4祈願を達成され相手の打点がどうにもならず負け。
負け 5-4
良い点
・ウォーロックでデーモンハンターに全勝した。
・前回のアーリントンが1-3だったのでそれに比べるとDay2進出、勝ち越しとマイルストーンを一気に進めた感がある。
反省点
・ウォーロックで対ドルイドを2つミスをして落としてしまった。
・ローグの練度がとても低くて多分たくさん間違えたけど何が間違っているかもわからない。
・ウォリアーも大分錆びついていた。
・デーモンハンターはおおむねよかったがラウンド5で意味不明なレベルのミスを2つした。ただあれはデモハンがどうというより眠気と緊張感によるものだったので何とも言えない。
・思いのほかウォーロックが少なかったのでローグは隠れ身型にした方がよかったかもしれない。ただ、最後にローグミラーで何とか勝ったというケースも多かったので隠れ身よりミラーで強い秘策の方が良い可能性もあり何とも言えない。
・デモハンが結局どこかで抜けてくることが多くなることを考えるとデモハンには弱いもののそれ以外に行けるドルイドの採用はアリだったのかもしれない。
・出し順については出し負けたと感じたことが多かった。特に「ここで通さないときつそう」みたいな弱気に流れた時はたいてい合わせられた。堂々巡りかもしれないがもう少し詰められるところなのかも。ただ、秘策ローグという(少なくとも自分の練度だと)まんべんなく微不利なデッキがあることでどうしても出し負け安くはなっていたのかもしれない。
・睡眠について数日前からリズムを合わせようとしていたが上手くいかなかった。内科でもらっておいた睡眠導入剤を使って二度寝などしていたが3回目で効かなくなった(そもそも二度寝するための薬ではないので仕方がないが)。精神科などでもらえるより強力な薬を用意しておいた方がいいのかもしれない。