大根のひとりごと

対戦ゲーム @D_con0223

ミラクルプリースト 覚え書き

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どんなデッキ?

基本的には手札を揃えて1ターンで大量の呪文を使用しながらボードを作るデッキです。揃えるカードはナズマニの血紡ぎ師、光輝の贈り物(or変妖洞察による2枚目のナズマニ)、手相占い、呪文の紡ぎ手マリゴスでミラクルの1ターン前に手相占いを使用します。完全なコンボターンは後攻だと5ターン目、先行だと6~7ターン目になることが多いです。揃わなかったら頑張って今あるカードでなんとかします。

 

採用カードの説明

リストはおそらく最も一般的なもので、私もこれを使用しています。

ナズマニの血紡ぎ師

このデッキの中核です。基本的に2体以上にして大量の呪文を使用したいので、ラリープリーストと異なりテンポで出すことは少なめです。vs毒ローグやOTKデーモンハンターなどテンポで出すマッチもあります。

ザイレラ

コンボに全く関係がありませんが対アグロで非常に強力なため採用されています。このデッキは除去がほとんど入っておらず序盤の攻めを回復してしのいでいくことになるので、それらのカードと相性がいいです。

呪文の紡ぎ手マリゴス

ナズマニだけだと一瞬で手札が切れるので補充するために採用されています。先に示したコンボパーツがすべてそろっている場合、ナズマニのターンにプレイすることも可能です(エレクの乗騎など重いカードが揃っているとそうならないこともあります)。

スタッツも強力でこれが生き残ってさえしまえばバフと祝福で一気のリーサルが見えてきます。

手相占い

ラクルを実現するための強力なコスト軽減カードです。洞察を無理なく変妖させられる数少ないカードでもあります。基本的にはコンボ直前のターンまで打つことを引っ張りますが、対アグロなどではその限りではありません。

光輝の贈り物

コンボパーツの1つで、ナズマニをコピーするのが第一です。他の使い方としてはドラゴン学の予習から引いてきた強力なドラゴンをコピーすることがあります。特にOTKウォリアーなど強力な除去が大量に含まれているデッキに対してはドラゴンのコピーが重要になることが多いです。オニクスの魔術書士をこれや心霊分裂で増やすと、魔法活性が未発動のコピーが生成されることは覚えておく必要があります。

必死の祈り

ザイレラとの組み合わせが強力な他、単体でも対アグロを1ターンしのいだりするのに使います。コンボ時には0マナで手札を増やさない呪文なのでマリゴスなどのコストを効果的に下げていくことができます。

ドラゴン学の予習

対コントロールで重要になるカードです。コンボ時に早めに打つとナズマニのコスト軽減を中身のドラゴンが吸ってしまいマリゴスがプレイできないということになりがちなので後回しにすることが多いです。逆にマリゴスがない状態でコンボ始動した場合中身のドラゴンを出すために早めに開けることになります。

ナールの賜物

ザイレラとそこそこ相性がよく、顔を削ってくる相手であればデッキを回すカードになります。このカードもコンボ時に手札を追加してしまうのでドラゴン学の予習と同じく後回しにしがちです。

再起

ザイレラとそこそこ相性がよいカードです。コンボパーツが揃わないとき、手相占いを打ちたい1~2ターン前に打ってドローやコンボパーツを探すことにも使います。このカードもコンボ時に手札を追加してしまう基本的には後回しにすることになります。

密言・貪

アグロ相手には除去になるほか、祝福と合わせることで一気に攻撃力を上げることにも使うことができます。コンボ中は基本的に光輝の贈り物で増えた1/1のナズマニに打つことになります。

ナールの欠片

交換化を持っているためコンボデッキであるこのデッキと相性がよく、沈黙はvsフェイスハンターやミラー、パラディンなどで強力で、挑発を全てはがせるのもマリゴスから引いてくる際に嬉しい要素です。

祝福

リーサルのためのカードで、基本的にはそこまで温存したいです。

洞察

このデッキはミニオンの数が少ない上にコンボパーツの多くがミニオンなため、打つタイミングは遅らせます。すぐに打つよりもミニオンを素で引く確率が高まるためです。基本的には変妖するまで打ちたくないカードです。

影の中にて栄えん

足りないコンボパーツを探すためのカードです。サーチしたいカードが複数ある場合、素引きを考慮して打つのを遅らせた方がいいかなとも考えていたのですが、打って栄えんだったりナールの欠片だったりでの引き直しをしたい場面がしばしばあるため即打ちでいい気がしています。このカードもコンボ時に手札を増やしてしまうので基本的には後回しにすることになりますが、低コストのカードを選べる確率が高いので他よりは早めに打っていいと思います。

心霊分裂

光輝の贈り物と同じくコピーできるカードですが重いため中々コンボ始動には使えません。変妖洞察でナズマニを引いたパターンでは使えます。ボード作りで使うことが多いカードだと思います。強力なミニオンを(敵味方問わず)コピーでき、無理やり洞察の変妖にも使うことがあります。

エレクの乗騎

かなり重いバフでマリゴスが出せなくなる原因になりやすいですが、対シャーマンでこれがないと降雪の守護者に凍らされながら顔面を殴られ続けるため、顔面を守るために必要となります。

真言・不屈

コンボの最初やマリゴス後であれば0マナでプレイすることができます。早めに打ち忘れるとナズマニのコスト減少を吸い続けて取り返しのつかないことになるため注意が必要です。

 

ラリープリーストとの違い

大まかに言うとミラクルプリーストの方がアグロとウォーロックに強く、ラリープリーストの方がコントロールとランプドルイド、OTKデーモンハンターに強いです。

 

プレイング

対アグロ以外については、ナズマニ、手相占い、光輝の贈り物、マリゴスを揃えることを意識していきます。ドローやサーチ以外のカードは切りません。後攻なら手札が9枚になった段階で手相占いを打ち、次ターンからコンボします。切る順序は大体ナズマニ→光輝の贈り物→真言・不屈→手札にカードを加えないカード→影の中にて栄えん→再起(ナールの賜物)→ドラゴン学の予習→マリゴスです。マリゴスがない場合はドラゴン学の予習を真言・不屈の次に打ちます。先行で手札9枚を待つとコンボが7ターン目になるので、それが許容されるかどうか相手と相談します。

(2月14日追記)

切る順序について、手相占い使用済み手札10枚内ミニオン2体スタートの場合ナズマニ→光輝の後の真言・不屈は0マナなのでこの順序で書いていますが、状況によっては先に真言・不屈を打たないと光輝の贈り物と両方打つことが不可能なこともあると思うのでその辺は気を付ける必要があります。真言・不屈はうっかりミスを誘発しやすいので注意が必要です。

 

十分なコンボパーツが揃わない場合、不十分な状態で動くか、あるいはより強力な動きが出るまで待つかも相手によります。

例えばランプドルイドは中盤まで除去能力が低く、遅くなるとミュターヌスや涜れし将校、ヨグサロンなどが出てくるため不十分でも早く動くことが有効です。

逆にウォーロックは中型ミニオンを処理する能力が非常に高いのに対し、大型ミニオンを処理するカードが基本的に入っていないので、少し遅らせてでも強力な動きをする方がいいことが多いです。

対アグロは勝率があまりよくないのでいい説明をすることができません。

 

マリガン

全マッチキープ

ナズマニ、手相占い、洞察、影の中にて栄えん

(2月11日追記)

光輝の贈り物について

以下でキープとされている場合1枚のみキープ

ザイレラについて

以下でキープとされている場合、ザイレラがあるなら合わせて必死の祈り>再起>ナールの賜物の優先度でキープ(個人的にはナールの賜物>再起な気がするがHSReplayを見た感じ再起の方がよさそう、デッキ内に除去等が入ってないから?)

 

各マッチについて

vsランプドルイド(有利)

追加キープ

光輝の贈り物、マリゴス

ちんたらしてるとミュターヌスが飛んでくるかもしれないので、コンボが完成する前にナズマニをプレイすることも考えます。真言・不屈が同時にプレイできればほぼ倒されません。3ターン目テンポプレイは洞察などがあれば考えますが、基本的に無理しなくても勝てるので焦る必要はないです。ヨグサロンが出てくる前に決着させたいです。

(2月15日追記)

先行の場合、ミュターヌスより前に万全の手札にできることが少ないため、無理そうなら3ターン目にナズマニを出すメリットが高まります。同時にバフできないなら下手に遅らせると処理される確率が高まっていくので思い切りも大事です。

vsアナコンドラドルイド(有利)

追加キープ

光輝の贈り物、マリゴス

ラダーだとつぎはぎの大工を見ることで判別が可能です。

1. 星界配列が打たれないターンにナズマニをプレイし育てる

2. 間に合わなかったら星界配列直後にビッグムーブを仕掛ける

の2通りの勝ち方があります。

手相占いの直後に星界配列を打たれるのが最悪なので、コンボが間に合わないと判断したら温存を考えます。また、ドラゴン学の予習を唱えておくと0マナでドラゴンがプレイできるようになります。真言・不屈は星界配列後なら0マナ呪文なのでナズマニ→真言・不屈から始動できます。ナズマニが対星界配列で非常に相性がよく打たれる前に大きなサイズにしていれば勝てますが、ゴールドシャイアのノールが採用されている場合もあるため半端なサイズでプレイすると星界配列と同時に取られる危険性があります。

vsフェイスハンター(微有利)

追加キープ

ザイレラ、ナールの欠片

統計上で50%を超えているのに私は負け越しているので語る言葉を持ちません。

vsハンドウォーロック(微有利?)

追加キープ

光輝の贈り物、マリゴス

後攻だったら有利、先行だったら不利です。

半端な展開は簡単に返されてしまうので可能な限りマリゴスが手札にある状態でコンボを始動したいです。ショーストッパーがナズマニに刺さりますが、マリゴスの4/12を突破できる盤面を同時に作られていなければ、返しのターンでマリゴスにバフ+祝福で勝てます。そのためマリゴスプレイ後に体力バフができるカードは使えたとしても倒せる分を残しておきましょう。

vsファティーウォーロック(有利)

追加キープ

光輝の贈り物、マリゴス

一般的なリストだと大型ミニオンを処理する能力が低いためコンボを返すことができません。じっくり手札を揃えれば勝てます。

vsフクロウOTKウォーロック(有利)

追加キープ

光輝の贈り物、マリゴス

ミスリルロッドとモアーグが重くなっているためコンボに除去が間に合わないことが多いはずです。

vsクエストシャーマン(有利)

追加キープ

光輝の贈り物、ザイレラ、マリゴス

突然バーンシャーマンのようなリーサルが出てくることがあるので体力には気を付けつつ、のんびりコンボの完成を待ちます。コンボ時に場のミニオンの数をコピーなどで増やしておくとデッキ外退化の矢への耐性がある程度つくかもしれません。基本的に退化の矢や転化の後にマリゴスだったものが残ればそこにバフ+祝福の勝ちパターンがあるのでハンドウォーロックと同様に手札に残しておきたいです。

vsOTKシャーマン(微有利)

追加キープ

光輝の贈り物、ザイレラ?、マリゴス

コンボまでの攻めは一番ぬるいですが、降雪の守護者やインコでひたすら延命されます。エレクの乗騎を立てないとそのまま顔面を破壊されるので全体凍結に合わせてつけておきたいです。マリゴスとナズマニのどちらにつけるべきかはすみません、分かりません。意志収束がデッキ外から見えた場合、マリゴスに意志収束→密言・貪などから一気のリーサルが狙えます。あまりにもOTKシャーマン、バーンシャーマンが多い場合は意志収束を採用するのも手です。

vsバーンシャーマン(微有利)

追加キープ

光輝の贈り物、ザイレラ、マリゴス

 

上手いバーンシャーマンだと微不利かもしれません。

死ななければ回復で持ち直せるので適度に回復を切りつつコンボに向かいたいです。

vs聖典パラディン(有利)

追加キープ

ナールの欠片、光輝の贈り物、マリゴス(統計上ではパラディンにマリゴスをキープしない方がいいらしい?)

 

欠片はすぐに切らずに引っ張って使います。現状では正義の聖典がほぼ入っておらず、リセットがロードバロフ1枚のみなので手札にドラゴン学の予習から出てきたドラゴンかコピーのコストが下がっていると、再展開から簡単に押しつぶすことができます。

vsバフパラディン(有利)

追加キープ

ナールの欠片、ザイレラ

 

権威の祝福とバトルマスターが非常に危険なので、権威を見てから沈黙させるか、4ターン目にザイレラで盤面のリセットが理想です。

vsミラクルプリースト(五分)

追加キープ

ナールの欠片、光輝の贈り物、マリゴス

 

正直どうすればいいのかよくわかっていませんが、先にマリゴスを着地させた方が有利です。お互いがナールの欠片を持っているため、vsハンドウォーロックと同様にマリゴスベースでのリーサルを狙いたいです。下手にマリゴスをバフするとデッキ外の除去範囲に引っかかることが増えます。泥仕合になった場合はいかにしょうもないナールの欠片の切り方をさせられるかにかかってきます。また、相手のミニオンに打つ心霊分裂が最も有効なマッチアップです。

vsラリープリースト(微不利)

追加キープ

ナールの欠片、光輝の贈り物、マリゴス

 

これも正直どうすればいいのかよくわかりません。魂の鏡を発見しておくとそこからコンボに持ち込むことが狙えます。

vsシャドウプリースト(微不利)

追加キープ

ザイレラ

 

下手なので語る言葉を持ちません。

vsOTKウォリアー(微有利)

追加キープ

光輝の贈り物、マリゴス、ドラゴン学の予習

 

ボードの処理が非常に優秀なため二の矢、三の矢を用意して波状攻撃を仕掛ける必要があります。マリゴスを引いてからコンボしたいですが、あまりにも遅いとミュターヌスを食らう危険性があります。ドラゴン学の予習から出たドラゴンやエレクの乗騎を付与したミニオンのコピーを狙います。

基本ですが除去範囲を意識して展開しましょう。特に魔刃嵐で大型がまとめて処理されることのないようなバランスでバフを掛けたいです。光輝の贈り物はそういった意味でも有用なカードです。

vsフェルデーモンハンター(有利)

追加キープ

光輝の贈り物、マリゴス

 

大型ミニオンを除去する能力が低いのでしっかりとコンボしていきたいです。

5体ミニオンを並べることができればマグゼリドンの対策になりますが難しいので二の矢が用意できると理想です。合計体力14以上の挑発がいればOTKコンボは受けないのでエレクの乗騎をつけていると9ターン目以降に勝負が続いても即負けるということはないはずです。予習からの異端滑空が一番の負け筋ですがこれをケアするとかえって勝率が下がると思うのでしょうがないです。

vsOTKデーモンハンター(微有利)

追加キープ

光輝の贈り物

 

異端滑空が非常に厳しく何で統計上割といい方の相手なのかよくわかりません。

とはいえ異端滑空が飛んでこなければコンボして勝てるので、テンポムーブから勝利するか、異端滑空が来ないことを願ってコンボしに行くか手札と相談します。

ザイレラをバフして殴り切るというのも勝ち筋として頭に入れておきます。

 

vs毒ローグ(不利)

追加キープ

光輝の贈り物、祝福

※影の中にて栄えんはキープしない

 

最速でナズマニを立てることが勝ち筋です。相手は体力5を序盤で取るのが困難なため、それをバフや回復し続け殴り切ります。そのため洞察も変妖させずに使用します。

後攻の場合、2ターン目にコインからナズマニをプレイします。