大根のひとりごと

対戦ゲーム @D_con0223

ワイルドカードの一時的な復活による影響について

23枚のワイルドカードが、10月9日から12月に出るであろう新弾までの間一時的に使うことができるようになる。その影響について予想した。

 

ドルイド

忘却王クンはクエスドルイドにすんなり入って来そう。ただ、10マナの時間帯までゲームが終わっていなければクエスドルイドはもともと有利なことが多いと思うので、そこまで影響はないか。

ンゾスなどで他のデッキのレイトゲームが強くなる影響の方が大きい可能性がある。

 

ハンター

荒野の呼び声はズルジンで唱えることができれば非常に強力なのでハイランダーハンターには入って来そう。

九生ありやネクロメカニックといった断末魔シナジーカードを持つのでンゾスやシルヴァナスを絡めたデッキもできるかもしれないが、死にまねのような即時に発動するカードがメカ限定の花火師以外ない。アグロを無視すれば強力、というようなデッキになり得るか。

 

メイジ

なんといってもフレイムウェイカーが帰って来たのが大きい。サイクロンメイジは復活する可能性が高い。よりテンポ寄りにしたデッキが活躍できるかもしれない。

多くの追加カードがやや遅めで、結局コンボプリーストにはなすすべなくやられてしまいそうな気がするのだが、ウェイカー(と凍結光線)が絡むメイジにはプリーストと真っ向勝負ができてもおかしくない。

ハイランダーメイジについては、ンゾスラグナロスシルヴァナスなどの追加により、ルナのポケット銀河系が発動できればレイトゲームで最強のデッキになり得る。

ハイランダーデッキはゼフリス→ティリオンによってンゾスのバリューを大幅に引き上げることができる。

BANのあるルールではプリーストBANによって活躍できるデッキの一つとなるか。

 

パラディン

謎めいた挑戦者(と仇討)によって秘策パラディン、もしくはハイランダーパラディンの秘策寄せが強力になる。

ハイランダーパラディンはメカの断末魔シナジーとンゾスの相性も良く、追加カードで複数の強力な構築パターンが見込める。

もともとティリオンを持っているクラスなのでンゾスを使いやすい。

個人的には現状そこまで使われていない既存デッキの中では一番ハイランダーパラディンに期待している。

 

プリースト

ラグナロスやンゾスが出てくる前に倒せるので、多くの新たなデッキをコンボプリーストで粉砕できそう。

現状のアーリントン予選ではウォリアーBAN前提のアグロに寄ったリストがそれなりに多いが、ワイルドカード追加後はプリーストBANの構成が増えるのではないか。

ラグナロスなどの強力な高マナミニオンが追加されること、怪しくない潜入者などがンゾスと相性がいいことから、強いかどうかはともかく復活プリーストが使われるようになるか。

光爆弾は集団ヒステリーに比べて強力かも怪しい(というか弱い可能性の方があると思っている)のでそこまで強化にはつながらないか。

ヴォルジンはコンボプリーストミラーで強力な場面がありそうだが、それ以外で役に立つ状況がそんなに思い浮かばないので使われるかは怪しい。

 

ローグ

追加カードによって最下層の故買屋や血の復讐が使いやすくなり、対コンボプリースト、対アグロデッキをより強固にできる。追加後の対プリーストの最有力デッキにもなり得るか。速攻でハイバリューデッキを破壊できる速度も両立できればトップtierのデッキとなるか。

斂葬のアンカを用いたデッキにンゾスが入るので、断末魔ローグはひょっとするとひょっとするかもしれない。

 

シャーマン

 地底よりのものはトークンシャーマンの新たな1ピースとなるか。割とヒーローパワーを押す方のデッキなので、355くらいなら既存のデッキに入れるだけでも期待できる。炎の舌のトーテムを入れるかは怪しい。

トーテムシャーマンは未知数だが地底よりのものだけで引き上げられるようなデッキとは思えない。

進化はサバクウサギを除くと悪党同盟の手先カードなどの細かなミニオンを強化する用途として使えつつ、魔古の肉細工師を進化させることもできる。

サバクウサギを使わないのであれば突然変異でなく進化を使うメリットがそこまで大きいかは分からない。イセリアルの悪の手先の発見プールに現れる影響の方が大きいか。

 

ウォーロック

インプ・ギャングのボスはzooでのボードの取り合いに活躍できそうだが、アタックが2なのでコンボプリーストに対しては足を引っ張りかねない。また、顔を詰める速度も遅いのでンゾスなどが入るデッキを速やかに倒したいという要請も叶えられない。

ウォリアーやフレイムウェイカーが入るメイジが一定以上いれば活躍できるが、そうでなければ既存の3マナの方が強力か。

マニアがンゾスやラグナロスを入れた重厚なウォーロックを作ることが予想できるが、少なくとも統計上の勝率は最低レベルだと思う。

 

ウォリアー

ブラッドフーフの勇士はハイランダーウォリアーに入ることが有力だが、別にそこまで強くないので影響も少ない。

中立カードによって他クラスの多くがコントロールウォリアーを押し潰すだけのパワーを得られることが予想されるので、皆が一通り試した後にどれだけアグロが戻ってくるかによってポジションが変わってくるか。○強の一角という扱いにはならなさそう。

ヴァリアン・リンを活かしたデッキは作られるだろうがおそらくそんなに強くはない。