大根のひとりごと

対戦ゲーム @D_con0223

かなり前に同じような記事を書いた気がしますが。
だらだら書いてたらあっちへ行ったりこっちへ行ったりしてしまいました。
あと図とか作った方がよかったと思いました。長いのにどこまでいっても文しかないので暇なときにでもどうぞ。




選択肢A:当てると勝ち、外れると五分の勝負
選択肢B:当てると勝ち、外れると負け
のときにA:B=2:1で選んだら相手がどんな風に択を選んだとしても常に同じ勝率(2/3)になるわけですよね。
基本的な話ですが相手依存じゃないプレイングっていうのはそういうことで、常にこういう場面ではAを選んでおけばいい、という考えで1/3超負けていても何の文句も言えません。

・同じ状況で常に同じようにプレイすればいいというものではない
・1戦だけを見てどういう選択をしたかというのは大した問題ではない

全ての択ゲーでこのように相手依存にならない比率は確かに存在するわけですが、私自身そんなものをちゃんと用意して戦っているわけではないので偉そうなことは言えません。ただ、いわゆるヤンキープレイって言葉を使っている人はこういったことをどう考えているのか気になります。
おかしなプレイっていうのは、例えば相手の控えに飛行耐性<炎耐性のポケモンがいない状況でアロー対ヘラ対面でフレドラを押すとか、(一応追加効果の分だけブレバの完全劣化ではないが)やられたところで特に損をすることがないプレイのはずです。


半年くらい前にガブガルーラボルト何か忘れたけど炎スイクンナットという構築を使ってました。
初手ガブvsガルーラでゴツメスイクンに引いたら相手はサザンに引いてきました(負けました)。
1ターン目で逆鱗を打たれたらサザンドラは倒れてしまいます(相手に逆鱗を起点にできそうなポケモンはいませんでした)。じゃあこれは悪いプレイングなのか?むしろ考えてみるとなるほど本筋だと思いました。
当時の情報はわかりませんが今のガブの鉢巻率は14.2%らしいです。
・鉢巻の場合常に逆鱗が飛んでくる
・鉢巻以外の場合常にスイクンorナットに交代する
と仮定するとサザン交代は85.8%で大幅有利、14.2%で敗勢
サザンを1ターンで失ったら負け、大幅有利を取ったら8割で勝てるとしましょうか(多分もっと勝てるでしょうが)。
そのとき常にサザン引きの勝率は68.64%となります。ガブ側のスイクンorナットに引くという行動の方がよほどリスキーですね(ちなみに私は鉢巻ガブなのにスイクンに引いたのでこの仮定よりさらに悪くなることもあり得ます)。
このサザン引きをどう咎めるか。鉢巻以外でもガルーラに向かって逆鱗を打つしかないですね。ただ常に打っていてもしょうがありません。鉢巻以外ガブを使ったときに逆鱗:引きを3:7で打ってみましょう。ガルーラ側視点だとガルーラが常にサザンに引くと勝率は48.05%位になります。最低限このくらいでしょうか。ただ鉢巻以外のこの構築の場合常にサザン引きに50%以上勝つには大体4:6くらいで逆鱗:引きを選ぶ必要があります。おそらくこの間に収まることになるでしょう。さて、相手がサザン引きだけで勝てなくなる以上ガルーラで殴ることも(ここで初めて)考えなくてはなりません。ガルーラ突っ張り:サザン引きをp:(1-p)とすると・・・


仮定を仮定で塗り固めたような話ですが、こういうことを続けていくと、完全とは言わなくてもまあそれほど間違ってなさそうな比率は出すことができそうですね。私は初手アロー対ヘラでブレバ:交代読み交代を7:3でやるところだけ決めた時点で飽きました。
こういうことをちゃんとやるのであればスタンダードでも説明書通りに動かすことができるので構築段階で対戦時の動きが決まります。言い換えると立ち回りと呼ばれる部分がなくなります。


私はこういうことを片端からやらなきゃいけなくなる構築より決まったら勝ち、決まらなかったら負け、じゃあ何%決まるんですか?の方がずっと楽だしつまるところアドリブでも間違えにくいと思うのでそういう構築をなるべく組むようにしています。いつかいい感じのプログラムが組めたらこういう問題も簡単に解決しそうなんですけどね。